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大阪・関西万博イタリア館レビュー|3度訪れた感想と予約

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2025年大阪・関西万博で、世界的に知られる美術品を間近に見られる機会をつくったイタリア館。
古代ローマ時代の彫刻から、カラヴァッジョ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロに関係する作品まで、多彩な展示が紹介されたパビリオンでした。

筆者は万博の会期中に約30回来場し、すべてのパビリオンを回りました。
そのなかでもイタリア館には3度ほど足を運んでいます。
率直な感想は、「かなり貴重なものを見られて良かった」というもの。
展示内容を知ったうえで振り返っても、満足度の高いパビリオンのひとつでした。

大阪・関西万博は2025年10月13日に閉幕しています。
この記事では開催中の攻略情報ではなく、実際に訪れた記憶と確認済みの公式・報道情報をもとに、イタリア館がどのような場所だったのかを振り返ります。

※「まわるにっぽん!」は大阪・関西万博の非公式ガイドサイトです。
最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

目次

イタリア館とはどんなパビリオンだった?

イタリア館が掲げたテーマは、「Art regenerates Life(アートが生命を再生する)」。
その言葉を象徴するように、長い歴史を持つ彫刻や絵画、直筆手稿などが紹介されました。

目玉のひとつが、古代ローマ時代の大理石彫刻「ファルネーゼのアトラス像」です。
高さは約2メートル、重さは2トン以上。
レプリカではなく、本物が日本で展示されたのは大阪・関西万博が初めてでした。

さらに、カラヴァッジョの名画「キリストの埋葬」も登場しました。
これまで門外不出だった作品で、こちらも本物が日本で展示されたのは初めてです。
万博のパビリオンでありながら、世界的な美術品を見られる場でもあったことが、イタリア館の大きな特徴でした。

レオナルド・ダ・ヴィンチの直筆手稿スケッチも展示されました。
現存する4枚のうち2枚が、2025年4月13日から7月13日までの期間限定で公開されています。
また、2025年5月からは、ミケランジェロによる未完の彫刻「キリストの復活」の展示も始まりました。

これらの目玉展示は、すべてが会期を通して固定されていたわけではありません。
期間限定の公開や展示の入れ替えがあったため、来館した時期によって見られた作品は異なります。
イタリア館を語る際には、この点を押さえておく必要があるでしょう。

3度訪れて感じた、イタリア館の展示の価値

イタリア館を3度ほど訪れた理由のひとつが、初回に飛行機の模型を見逃してしまったことです。
帰宅後、ルネサンス期の広場「ピアッツァ」を再現した展示エリアの最初の空間、その天井に木製の骨組みが目を引く模型が吊るされていたと知り、再び足を運ぶことに。
この模型は、1920年にアルトゥーロ・フェラリンがジーノ・カッパニーニとともにローマから東京まで飛行した際のSVA9型機を、オリジナルの技術図面をもとに忠実に再現したもので、イタリアと日本の友好を象徴する展示です。

見逃した展示を確かめに行っただけでなく、何度も足を運びたくなったのは、館内の展示そのものに強く引かれたからでもあります。
なかでも、ファルネーゼのアトラス像とカラヴァッジョの「キリストの埋葬」は、レプリカではない本物が日本で初めて展示されました。
筆者にとって、こうした作品を万博会場で実際に目で見る機会は貴重なものに感じられました。

特にファルネーゼのアトラス像は、約2メートル、2トン以上という規模を持つ古代ローマ時代の彫刻です。
その本物が日本で初めて展示されたという事実も、印象に残った理由のひとつでした。

カラヴァッジョの「キリストの埋葬」も、これまで門外不出だった作品です。
さらに、現存する4枚のうち2枚にあたるレオナルド・ダ・ヴィンチの直筆手稿スケッチや、ミケランジェロの未完の彫刻「キリストの復活」も展示に加わりました。

ただし、筆者が3回の各来館日に、どの作品をどの組み合わせで鑑賞したかについては、正確な記録を確認できていません。
そのため、「3回ですべての目玉作品を見た」とは断定しないでおきます。
確実に言えるのは、イタリア館を訪れて、かなり貴重なものを見られて良かったと感じたことです。

大阪・関西万博には多種多様なパビリオンがありましたが、イタリア館は展示された美術品が強く印象に残る場所でした。
「万博へ行ったからこそ、本物を目にする機会を得られた」と思えたのは、日本初展示だったファルネーゼのアトラス像と「キリストの埋葬」です。
閉幕後に振り返っても、その満足感は変わりません。

会期中は、独自アプリの予約枠がすぐに埋まる状態になり、予約なしの場合には2時間から5時間待ちになったと報じられるなど、人気の高さがうかがえました。
一方、筆者自身は会期序盤に早めの当日予約を狙い、うまく入場できています。
フランス館やアメリカ館と並び、入口に近い人気パビリオンのひとつだったという印象です。
筆者は万博全体を回る際、入口付近の人気館を後回しにして遠いパビリオンから回ることもありましたが、詳しい回り方は別記事で扱うテーマのため、ここでは触れる程度にとどめます。

イタリア館の至宝への関心は、万博の閉幕後にも見られました。
2025年10月25日からは、大阪市立美術館で特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」が開催され、イタリア館で紹介された至宝の一部が再展示されました。

この特別展のチケットは10月18日に発売され、翌19日には完売しました。
万博の閉幕後にもチケットが短期間で完売したことから、イタリア館で紹介された展示への関心の高さがうかがえます。

イタリア館の予約はどう取った?当時の状況を振り返る

筆者が予約を取れたのは、まだ会期序盤のころです。
早めに当日予約を狙う形で、うまく入場につなげられました。

当時の体感では、万博公式サイトや公式アプリに用意された予約枠よりも、イタリア館独自の予約アプリのほうが取りやすいと感じました。
ただし、これは筆者が実際に予約を試した時期における個人的な感想です。
会期を通した予約の取りやすさを示すものではありません。

イタリア館は当初、独自の公式アプリで予約を受け付けていました。
しかし、その方法がSNSで話題になると、ほどなく予約枠が埋まる状態になったと報じられています。
筆者が比較的取りやすいと感じた方法も、広く知られるにつれて状況が変わっていったのでしょう。

その後は、万博公式サイトから「当日」予約ができるようになりました。
さらに2025年6月上旬から、イタリア館独自アプリでの予約受付も再開されています。
一方、万博公式サイトから予約する場合には、万博の来場予約が必須でした。

予約を持たずに並ぶ方法もありましたが、待ち時間は2時間から8時間になったと報じられています。
もちろん、すべての日時で同じ待ち時間だったわけではありません。
それでも、長時間待つ可能性があったことから、当時の人気と予約をめぐる状況が分かります。

閉幕した現在、これらはそのまま使える予約攻略法ではありません。
ただ、会期中にイタリア館を訪れた人が、どのような予約環境のなかで入場を目指していたのかを知る記録にはなります。
筆者にとっては、会期序盤に当日予約を確保できたことが、印象深い展示を見るきっかけになりました。

イタリア館に関するFAQ

イタリア館のテーマは何でしたか?

テーマは「Art regenerates Life(アートが生命を再生する)」。
古代ローマ時代の彫刻や世界的な絵画、直筆手稿など、イタリアの文化と芸術に関わる展示が紹介されました。

イタリア館では何が見られましたか?

目玉展示は、ファルネーゼのアトラス像、カラヴァッジョの「キリストの埋葬」、レオナルド・ダ・ヴィンチの直筆手稿スケッチ、ミケランジェロの未完の彫刻「キリストの復活」など。
期間限定の公開や展示の入れ替えもありました。

すべての目玉作品を同じ時期に見られたのですか?

展示には期間限定の公開や入れ替えがあり、来館時期によって見られる作品が異なったという点に注意が必要です。
筆者も3度ほど訪れましたが、各回に鑑賞した作品の正確な組み合わせは確認できていません。

イタリア館は予約なしでも入場できましたか?

予約なしで並ぶ方法もありました。
ただし、待ち時間は2時間から5時間になったとの報道もあります。
日時ごとの詳しい待ち時間は、筆者には確認できていません。

イタリア館独自アプリの予約は取りやすかったですか?

筆者が会期序盤に利用した際は、万博公式サイト・公式アプリの予約枠よりも、イタリア館独自アプリのほうが取りやすいという印象でした。
ただし、SNSで話題になった後は予約枠がすぐに埋まる状態となるなど、会期中にも状況は変化しています。

まとめ:イタリア館は多彩な芸術作品に出会えたパビリオン

イタリア館は、「Art regenerates Life(アートが生命を再生する)」をテーマに、イタリアの文化と芸術に関わる多彩な展示を紹介したパビリオンでした。
ファルネーゼのアトラス像とカラヴァッジョの「キリストの埋葬」は、レプリカではない本物が日本で初めて展示されました。
さらに、レオナルド・ダ・ヴィンチの直筆手稿スケッチや、ミケランジェロの未完の彫刻「キリストの復活」も紹介されました。

筆者は会期中に3度ほど訪問しました。
一般には予約枠がすぐに埋まったり、予約なしでは長時間待ちになったりしたと報じられていますが、筆者自身は会期序盤に早めの当日予約を狙い、入場できました。
最終的には「かなり貴重なものを見られて良かった」と思えた体験です。

閉幕後に開催された特別展でも、チケットが発売翌日に完売しました。
この動きからも、イタリア館で紹介された展示への関心の高さがうかがえます。
大阪・関西万博を振り返るうえで、芸術作品の印象が強く残るパビリオンでした。

筆者が印象に残った他のパビリオンの記録はNTTパビリオンのPerfume 3Dライブ体験|床の振動まで伝わる臨場感でも紹介しています。

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この記事を書いた人

はじめまして。「まわるにっぽん!」管理人です。

2025年大阪・関西万博には会期中に約30回訪れ、全パビリオンを制覇しました。会期前半と後半で混雑具合がまったく違うなど、実際に何度も足を運んだからこそ分かることを発信したいと思い、このサイトを立ち上げました。

今後は,
日本各地を毎年巡る大型フェア・博覧会の情報を、実際に現地へ足を運んだ視点でお届けしていきます。

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