2025年大阪・関西万博には、国や地域のパビリオンだけでなく、企業が未来の暮らしや技術を描いたパビリオンも並んでいました。
そのなかで、宇宙で暮らす未来をガンダムの世界観とともに体験できたのが「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」です。
筆者は大阪・関西万博を約30回訪れ、すべてのパビリオンを見学しました。
ガンダム館で特に印象に残ったのは、未来におけるモビルスーツの活用を中心に据えた内容と、最後のセクションの盛り上がり。
そして館内を出たあとにも、実物大ガンダム像で楽しめる小さな仕掛けが待っていたことでした。
それが、来場者の間で「隠れミャクミャク」と呼ばれて話題になった、3体のミャクミャク探しです。
約50分の見学を終えたあと、あらためてガンダム像の足元へ目を向けたくなる、見学後のお楽しみでした。
※「まわるにっぽん!」は大阪・関西万博の非公式ガイドサイトです。
最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
GUNDAM NEXT FUTURE PAVILIONとはどんなパビリオンだったか
「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」は、バンダイナムコホールディングスが出展した企業パビリオンです。
大阪・関西万博の会期に合わせ、2025年4月13日から10月13日まで公開されました。
描かれていたのは、宇宙で暮らすことが当たり前になった未来です。
軌道エレベーターを使って地球と宇宙を手軽に行き来し、モビルスーツが人類の日常の伴走者として存在する世界でした。
ガンダムというと、モビルスーツ同士の戦いを思い浮かべる人もいるかもしれません。
しかし、このパビリオンで中心に置かれていたのは未来におけるモビルスーツの活用です。
大きな機体の迫力だけではなく、ガンダムが存在する未来の暮らしそのものを体験する内容になっていました。
体験の中心となったのは、没入型の映像コンテンツ「GUNDAM: Next Universal Century」。
音楽はEvan Callさんが手がけ、主題歌「Dream Beyond Forever」はUyanga Boldさんが歌唱しました。
館内はフェーズ0からフェーズ6までで構成され、所要時間は約50分。
来場者は展示物を個別に眺めるのではなく、夢洲から宇宙へ向かい、再び地球へ戻るまでの物語を段階的に体験しました。
見学の流れ|軌道エレベーターから実物大ガンダムとの対面まで
フェーズ0・1:夢洲から宇宙へ出発

体験は、フェーズ0の「夢洲ターミナル」から始まりました。
ここがパビリオンのエントランスにあたり、続くフェーズ1は搭乗ロビー。
現実の万博会場から、これから宇宙へ向かうという設定へ入っていく導入部分です。
出発地点から示されていたのは、「宇宙へ行くことが特別ではない未来」でした。
来場者自身が移動する人の一人となり、場面を順番に進むことで、パビリオンの世界観へ入っていきます。
夢洲という現実の場所を起点にしているため、未来への旅が始まる感覚も生まれていました。
フェーズ2:軌道エレベーターで高度3万6000kmへ

フェーズ2では軌道エレベーターに搭乗し、高度3万6000kmまで上昇します。
地上と宇宙を手軽に行き来できる世界を象徴する場面のひとつでした。
夢洲ターミナルと搭乗ロビーを経てから宇宙へ向かうため、それぞれの場所が物語のなかで自然につながります。
来場者は宇宙に関する説明を外側から聞くのではなく、実際に地球を離れていく立場として映像体験に参加しました。
宇宙へ向かう移動も含め、未来の暮らしをひと続きの体験として見せていたことがガンダム館の特徴です。
フェーズを追うごとに舞台が広がり、地上から宇宙へ進んでいることが実感できる構成でした。
フェーズ3:宇宙ステーション「スタージャブロー」に到着
高度3万6000kmまで上昇したあとは、フェーズ3の宇宙ステーション「スタージャブロー」へ到着します。
地上を離れ、宇宙で暮らすことが当たり前になった未来が、よりはっきりと感じられる段階でした。
そこではモビルスーツが、戦いのためだけの存在ではなく、人類の日常の伴走者として描かれていました。
単に大きな機体を見せるのではなく、宇宙で営まれる人々の生活とモビルスーツとの関係を、没入型映像の世界観のなかで体験していきます。
夢洲から始まった移動が宇宙ステーションまで続くことで、各フェーズは独立した展示ではなく、ひとつの物語として印象に残りました。
時間をかけて段階的に未来の宇宙へ入っていく流れが、その後の展開への期待も高めていました。
フェーズ4・5:緊急退避ポッドへ、そしてガンダム登場
フェーズ4・5では、来場者は緊急退避ポッドへ移動します。
そして、いよいよガンダムが登場。
筆者が「最後のセクションはかなり興奮した」と感じたのは、この終盤の展開でした。
ここまで時間をかけて世界観を体験してきたからこそ、ガンダムが姿を現す場面の高揚感も大きくなります。
約50分の見学のなかでも、筆者にとって特に記憶に残る場面となりました。
パビリオン全体で描かれていた未来の暮らしを受け止めながら、終盤ではガンダム館らしい迫力もしっかりと味わえます。
館内をすべて見終えたあとに振り返っても、このセクションで感じた興奮は強く残っています。
フェーズ6:地球へ帰還し、実物大ガンダム像と対面
フェーズ6では地球へ帰還し、屋外に設置された実物大ガンダム像と対面しました。
映像のなかで体験した宇宙の物語が、現実の空の下に立つガンダム像へつながる締めくくりです。
実物大ガンダム像の型式番号は「RX-78F00/E ガンダム」。
全高16.72メートル、頭頂高12.31メートル、総重量49.1トンで、西ゲート側の西通り広場に設置されていました。
公開時間は9時から22時まででした。
ポーズは、片膝を立てて腕を大きく上げ、宇宙と未来に向けて手を差し伸べる姿です。
屋外で実物大の姿を見上げる体験は、映像コンテンツとは異なる迫力があり、館内の物語を現実へ引き寄せるような対面になっていました。
ただし、ガンダム像を見上げて終わりではありません。
その足元には、大阪・関西万博らしい小さな遊び心が加えられていました。
見学後のお楽しみ「隠れミャクミャク探し」とは




実物大ガンダム像の足元には、大阪・関西万博の公式マスコット「ミャクミャク」が3体描かれていました。
来場者の間で「隠れミャクミャク」として話題になり、SNSなどでも「探してきた」という投稿が複数見られた仕掛けです。
筆者も見学後、ガンダムに描かれた隠れミャクミャクを探しました。
巨大なガンダム像を見上げたあと、今度はその足元に視線を移し、小さなミャクミャクを探す。
その大きさの対比も含めて、実際に探してみるのが面白い試みだと感じました。
隠れミャクミャク探しは、独立した大きな展示ではありません。
それでも、ガンダム像と対面してすぐに立ち去るのではなく、足元をじっくり眺めるきっかけになっていました。
目立つ巨大な立像のなかに、小さな存在を探すという楽しみ方が加わることで、屋外で過ごす時間にも広がりが生まれます。
描かれていたミャクミャクは1体ではなく3体です。
ひとつ見つけたところで終わらず、残りはどこにいるのかと探したくなる点も、この仕掛けの面白さでした。
ガンダム館の記憶に、万博の公式マスコットを自分の目で探す時間が加わります。
見つけたミャクミャクを確認したり、まだ見つけていない1体へ目を凝らしたりする時間は、映像中心の館内とは違った楽しみ方です。
実物大ガンダム像をあらためて細かく眺めることにもつながり、見学後まで来場者の関心を引き留める遊び心のある仕掛けでした。
なお、隠れミャクミャクの正確な場所や発見のコツについて、筆者が確認できた情報はありません。
この記事でも詳しい探し方を推測せず、実物大ガンダム像の足元に3体描かれていたという確認済みの事実のみを紹介しています。
ガンダム像はミャクミャクとの撮影スポットとしても人気
実物大ガンダム像が設置されていたのは、西ゲート側の西通り広場です。
この周辺は、ガンダム像そのものを撮影するだけでなく、ミャクミャク像とのツーショットを写真に収められるスポットとしても人気を集めました。
西ゲート側にはガンダムと一緒に撮影できるミャクミャク像があり、東ゲート側には別デザインとなる正座ポーズのミャクミャク像もありました。
大阪・関西万博を象徴するミャクミャクと、ガンダム館を象徴する実物大ガンダム像。
その両方を一緒に撮影できることが、西ゲート側ならではの楽しみになっていました。
全高16.72メートルのガンダム像とミャクミャク像が並ぶ光景には、それぞれを単独で見るときとは異なる面白さがあります。
ガンダムの大きさや特徴的なポーズを記録しながら、万博を訪れたことも一枚の写真に残せる撮影スポットでした。
また、足元の3体を探す「隠れミャクミャク」と、ミャクミャク像を交えた記念撮影は、それぞれ違った楽しみ方です。
小さく描かれた姿を見つける遊びと、ガンダム像と並ぶ姿を写真に収める体験の両方があり、屋外でもミャクミャクの存在を身近に感じられました。
筆者が約30回通った大阪・関西万博には、それぞれ異なる世界観を持つパビリオンがありました。
そのすべてを見学したなかでも、ガンダム館の最後のセクションで味わった興奮は印象的です。
さらに、隠れミャクミャク探しと記念撮影によって、館外へ出たあとにも万博らしい時間を楽しめました。
- 「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」はどのようなパビリオンでしたか?
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バンダイナムコホールディングスが出展した企業パビリオンです。
宇宙で暮らすことが当たり前になり、モビルスーツが人類の日常の伴走者として存在する未来を、没入型の映像コンテンツで表現していました。 - ガンダム館の所要時間はどのくらいでしたか?
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所要時間は約50分でした。
館内はフェーズ0からフェーズ6までで構成され、ひとつの物語をたどるように体験しました。 - 「隠れミャクミャク」は何体ありましたか?
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屋外の実物大ガンダム像の足元に、3体のミャクミャクが描かれていました。
来場者の間で「隠れミャクミャク」として話題になりました。 - 隠れミャクミャクを見つけるコツはありますか?
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正確な場所や発見のコツについて、筆者は確認できていません。
実物大ガンダム像の足元に3体描かれていたことが確認されています。 - 実物大ガンダム像はどこに設置されていましたか?
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西ゲート側の西通り広場に設置され、公開時間は9時から22時まででした。
型式番号は「RX-78F00/E ガンダム」で、全高16.72メートル、総重量49.1トンでした。
まとめ:宇宙の旅を締めくくった3体の隠れミャクミャク
「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」で筆者の記憶に残ったのは、ガンダムが登場する終盤の興奮だけではありません。
屋外の実物大ガンダム像には、足元に描かれた3体の隠れミャクミャクを探すという、もうひとつのお楽しみが用意されていました。
さらに周辺では、ガンダム像とミャクミャク像を一緒に撮影することもできました。
巨大な立像を見上げ、小さなミャクミャクへ目を凝らし、万博らしい一枚を写真に残す。
隠れミャクミャクは、ガンダム館を訪れた時間を楽しく締めくくる遊び心のある仕掛けでした。
なお、筆者が印象に残った他のパビリオンの記録は住友館は本当に「屈指の難関」だった?ランタン探検の中身と入場の壁でも紹介しています。


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[…] なお、筆者が印象に残った他のパビリオンの記録はガンダム館の「隠れミャクミャク探し」見学後のお楽しみでも紹介しています。 […]