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GREEN×EXPO 2027を修学旅行・自由研究に【横浜万博】

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2027年に横浜で開催されるGREEN×EXPO 2027は、花や緑を鑑賞するだけでなく、地球環境や生物多様性、農と食、未来の技術について考えられる国際的な学びの場です。修学旅行や校外学習などの教育旅行はもちろん、家庭で取り組む自由研究や課題学習にも活用できます。この記事では、会場で注目したい学習テーマと、見学を探究につなげるヒントを紹介します。

※「まわるにっぽん!」はGREEN×EXPO 2027の非公式ガイドサイトです。展示内容や教育旅行の受け入れ条件は今後発表・更新されるため、計画時に公式サイトで最新情報をご確認ください。

目次

GREEN×EXPO 2027は教育旅行にどう活かせる?

GREEN×EXPO 2027の会期は、2027年3月19日(金)から9月26日(日)までの192日間です。会場は神奈川県横浜市の旧上瀬谷通信施設で、AIPH承認・BIE認定の最上位A1クラスに位置づけられる国際園芸博覧会となります。

博覧会の背景にあるのは、地球温暖化、生物多様性の損失、自然災害、感染症、食糧危機など、プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)に関わる課題です。自然や植物への理解を深め、Nature-based Solutions(自然を活用した解決策)という考え方から、人と自然が共生する「幸せを創る明日の風景」を描くことがテーマとされています。

教科との接点も豊富です。理科では植物の生態や気候変動、社会科では世界の農業・文化や国際協力、家庭科では食と暮らし、技術科では再生可能エネルギーや自然界の仕組みを応用した技術を考えられます。複数の教科を横断する総合的な学習や、SDGsを扱う探究学習にもつなげやすい題材です。

将来の予測が難しい時代を生きる子どもたちにとって、展示を見て知識を得ることだけが学びではありません。花の色や香り、植物の手触り、空間の温度や音などを五感で体験し、地球規模の課題を自分の暮らしに引き寄せて考えることが大切です。事前学習、会場での観察、事後の発表を組み合わせれば、自ら問いを立てる力や創造力を育む機会になるでしょう。

開催概要を先に確認したい方は、横浜万博(GREEN×EXPO 2027)とは?会期・会場・開催概要まとめもあわせてご覧ください。

国際園芸博覧会で学べる「3つの探究」

公式サイトでは、教育旅行で注目したい学びを、国際園芸博覧会で学べる「3つの探究」として紹介しています。見学班ごとに担当する探究を決めたり、同じ展示を3つの視点から観察したりすると、会場での気づきを整理しやすくなります。

1.グリーントランスフォーメーション(GX)による未来社会を体感

1つ目は、カーボンニュートラルを目指し、自然の力を活かす取り組みについての探究です。再生可能エネルギーの利用や、自然界の仕組みを真似た技術開発などを通じて、環境への負荷を抑えながら社会を変えていく考え方を体感できます。

見学時には「どのような自然の働きを利用しているか」「現在の暮らしと何が変わるか」「地域や学校で応用できるか」という問いが役立ちます。技術の長所だけでなく、費用、使いやすさ、導入時の課題まで考えると、より深い探究になります。

2.世界中の農と食、美しい花と緑、様々な文化と出会い、自然と世界の多様性を知る

世界では、気候や地形に応じて異なる農業や食文化が育まれてきました。各国の花や緑、農と食、暮らしや文化を比較すれば、自然環境と人間の営みが結びついていることを学べます。

「なぜその地域でこの植物が育つのか」「食べ物や花は文化の中でどのような役割を持つのか」と考えることがポイントです。違いを優劣で捉えず、それぞれの土地に根差した知恵として観察することで、自然と世界の多様性、ダイバーシティへの理解が広がります。

3.知っているようで知らない植物の世界

植物は静かに見えますが、周囲の環境に反応し、生き残るための多彩な戦略を備えています。植物同士のコミュニケーションや、動物にも劣らない激しい動きなど、普段は見過ごしがちな姿を五感で感じ取る探究です。

葉の向き、つるの伸び方、花の香り、種の形など、一部分を丁寧に観察するだけでも問いが生まれます。「この形にはどんな意味があるのだろう」と予想し、会場で得た情報や帰宅後の資料調査と照らし合わせれば、観察から仮説、検証へと学びを発展させられます。

世界の国際園芸博覧会の歴史も学べる

国際園芸博覧会の起源は、19世紀に欧州で発展した園芸展示会にあります。1948年には、欧州を中心とする民間の園芸関係団体によってAIPH(国際園芸家協会)が設立されました。1960年、オランダのロッテルダムで初の国際園芸博覧会が開催されています。

1990年には、アジア初の開催地として日本が選ばれ、「大阪花の万博」が開かれました。2027年の横浜開催は、日本では37年ぶり2度目の国際園芸博覧会です。

歴史学習では、開催年と開催地を並べるだけでなく、その時代に環境や都市、暮らしにどのような課題があったのかを調べるとよいでしょう。1990年と2027年の社会課題や展示テーマを比較し、園芸博覧会に求められる役割がどう変化したかを考えるのもおすすめです。

自由研究・課題学習のヒント

個人や家庭で訪れる場合も、「3つの探究」から興味のあるテーマを1つ選ぶと、自由研究をまとめやすくなります。来場前に予想を立て、会場では写真やメモを残し、来場後に調べた内容と比較するのが基本の流れです。撮影や記録を行う際は、会場のルールを確認してください。

  • GXを調べる:会場で見つけた自然エネルギーや自然を模倣した技術を記録し、自宅や学校で取り入れられる工夫を提案する
  • 世界の多様性を比べる:異なる国や地域の植物、農作物、食文化を選び、気候や地形との関係を比較する
  • 植物を観察する:葉、花、茎、根、種など観察する部分を決め、形や動き、生存戦略について仮説を立てる

低学年なら「色や形が違う植物を探す」「気になった花を絵にする」といった観察中心の課題が取り組みやすいでしょう。高学年や中高生なら、複数の展示を比較し、環境問題に対する解決策の効果と課題を整理する方法があります。最後に「自分なら明日の風景をどう変えたいか」を加えると、感想だけで終わらない提案型の研究になります。

公式マスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」を入り口にする方法もあります。トゥンクトゥンクは、宇宙の彼方から地球に憧れてやってきた好奇心いっぱいの精霊です。植物をはじめ、宇宙に生まれた万物の気持ちに共鳴し、その想いを人間に伝える存在とされています。

地球がきれいだと喜んで花を咲かせて踊り、地球が汚れると悲しくなって元気をなくすという設定です。「トゥンクトゥンクが喜ぶ町にするには何ができるか」「植物の気持ちを伝える新聞を作る」といったテーマなら、幼い子どもも環境問題を身近に考えられます。人間と自然をつなぐキャラクターの役割そのものを分析するのも、表現や広報に関心がある人向けの題材です。

学校団体での来場に向けて

学校団体で訪れる場合は、まず学習の目的を明確にし、事前・当日・事後の3段階で計画を組み立てます。事前学習では「3つの探究」から問いを設定し、当日は観察や比較に集中。事後学習では、班ごとの発表やポスター制作、地域で実践できる行動の提案につなげると効果的です。

教育旅行に関する問い合わせ先は、教育旅行担当の「kyoiku@expo2027yokohama.or.jp」です。公式サイトでは、教育旅行広報資料やコンセプトブックも用意されています。展示内容、受け入れ方法、利用できる資料などの最新情報を確認しながら、学校の学習目標や児童・生徒の発達段階に合う計画を検討してください。

チケットは、15名以上の学校団体・一般団体が対象の団体割引券(大人5,200円)が用意されています。年齢区分ごとの料金や条件はGREEN×EXPO 2027のチケット料金一覧で確認できます。

よくある質問(FAQ)

GREEN×EXPO 2027ではどのような学習ができますか?

GXによる未来社会、世界の農・食・花・緑・文化の多様性、植物の知られざる生態という「3つの探究」を軸に学べます。理科や社会科だけでなく、家庭科、技術科、総合的な学習にもつなげられます。

学校行事ではなく、個人の自由研究にも活用できますか?

活用できます。来場前に問いや予想を決め、会場で観察・記録し、来場後に資料調査や比較を行うと、自由研究としてまとめやすくなります。

教育旅行についてどこに問い合わせればよいですか?

教育旅行担当のメールアドレス「kyoiku@expo2027yokohama.or.jp」へ問い合わせられます。公式サイトに用意されている教育旅行広報資料やコンセプトブックも確認してください。

まとめ

GREEN×EXPO 2027は、自然や植物を入り口に、地球規模の課題と未来の暮らしを考えられる学びの場です。「3つの探究」を軸にすれば、修学旅行や教育旅行では教科横断型の学習を設計でき、個人や家庭では自由研究の問いを見つけられます。

大切なのは、多くの展示を見ることだけではなく、心に残ったものを観察し、「なぜ」「自分に何ができるか」と考えることです。事前の予想と会場での五感による体験、事後の調査や発表を結びつけ、子どもたちなりの「幸せを創る明日の風景」を描いてみてください。

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この記事を書いた人

はじめまして。「まわるにっぽん!」管理人です。

2025年大阪・関西万博には会期中に約30回訪れ、全パビリオンを制覇しました。会期前半と後半で混雑具合がまったく違うなど、実際に何度も足を運んだからこそ分かることを発信したいと思い、このサイトを立ち上げました。

今後は,
日本各地を毎年巡る大型フェア・博覧会の情報を、実際に現地へ足を運んだ視点でお届けしていきます。

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