2025年大阪・関西万博に通うきっかけは、意外にも万博そのものではありませんでした。
2025年5月に行われた中村獅童さんと初音ミクのコラボレーション「超歌舞伎」を見たくなり、関連情報を調べ始めたことが入口でした。
ところが、調べるうちに海外パビリオンや国内パビリオンにも興味が広がり、通期パスを購入することに。
開催2日目の雨の夜に初来場してから、平日を中心に約30回足を運び、すべてのパビリオンをまわりました。
では、通期パスと一日券、いわゆるワンデーパスは、実際のところどちらがお得だったのでしょうか。
2025年当時のチケット価格を振り返りながら、特に4〜5月から複数回訪れる場合に通期パスが有利だった理由を整理します。
※「まわるにっぽん!」は2025年大阪・関西万博の非公式ガイドサイトです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
通期パスと一日券(ワンデーパス)の価格を比較
大阪・関西万博のチケットには、会期中に1回入場できるチケットと、対象期間中に繰り返し入場できるパスがありました。
主な券種の税込価格は次のとおりです。
| チケット | 利用条件 | 大人 | 中人 | 小人 |
|---|---|---|---|---|
| 早割一日券 | 2025年4月12日まで販売。会期中に1回入場 | 6,700円 | 3,700円 | 1,700円 |
| 平日券 | 平日に1回入場 | 6,000円 | 3,500円 | 1,500円 |
| 一日券(通常) | 会期中に1回入場 | 7,500円 | 4,200円 | 1,800円 |
| 夜間券 | 17時以降に1回入場 | 3,700円 | 2,000円 | 1,000円 |
| 通期パス | 会期中、毎日入場可。要予約 | 30,000円 | 17,000円 | 7,000円 |
| 夏パス | 7月19日〜8月31日、毎日入場可。要予約 | 12,000円 | 7,000円 | 3,000円 |
年齢区分は、2025年4月1日時点で大人が満18歳以上、中人が満12〜17歳、小人が満4〜11歳。
3歳以下は無料でした。
このほか、4月26日まで利用できた開幕券や、7月18日まで利用できた前期券もありました。
ただし、どちらも入場は1回のみ。
何度も訪れたい人には、価格と予定している来場回数の比較が重要でした。
何回行けば通期パスの方が得になる?
大人用の通期パスは30,000円、一日券の通常価格は7,500円。
単純計算では、一日券4回分で通期パスと同額になり、5回目から通期パスの方が安くなりました。
平日券は大人6,000円だったため、5回分で通期パスと同額となり、6回目から通期パスが割安に。
平日中心でも6回以上の来場を見込むなら、検討する余地は十分にあったでしょう。
ただし、夜間券だけを利用する場合は事情が異なります。
夜間券は大人3,700円で、8回分でも29,600円。
9回分で33,300円となるため、夕方以降の短時間訪問だけなら損益分岐点はさらに先でした。
価格だけでなく、「何回行くか」「平日か休日か」「朝から入るか夜だけか」まで考える必要があったということです。
通期パスがほぼ唯一の複数回パスだった理由
4〜5月から繰り返し入場したい人にとって、複数回入場できるパス、つまり周遊タイプの券は事実上、通期パスだけでした。
夏パスは12,000円と手頃でしたが、利用開始は2025年7月19日。
春の来場には使えなかったためです。
もちろん、開幕券や前期券、平日券、夜間券などを必要な回数分購入する方法はありました。
しかし、いずれも1枚につき入場は1回。
4〜5月から複数回入場できるパスという範囲では、通期パスがほぼ唯一の選択肢でした。
通期パスは、2025年2月25日に利用条件が変更され、10月13日の閉幕日まで来場可能になっていました。
開幕直後に購入すれば、そこから閉幕まで約半年間使えた点も大きな特徴。
早い時期に購入するほど、利用期間を長く確保できる仕組みでした。
一方、予約なしで自由に入場できるわけではありません。
事前に保持できる来場日時予約は最大3回分で、1回来場すると次の予約枠を取れる方式でした。
顔認証登録も必要だったため、購入後の設定と計画的な予約が欠かせませんでした。
実際に30回通ってわかったこと
筆者の場合、当初の目的は超歌舞伎を見ることでした。
それが情報を調べるうちに、「このパビリオンも見たい」「こちらも体験したい」と興味が広がり、通期パスを購入することになりました。
初めて訪れたのは開催2日目の夜。
あいにくの雨でしたが、その後は平日を中心に通い、最終的な来場回数は約30回になりました。
大人用通期パス30,000円を30回で割ると、単純な1回当たりの金額は約1,000円。
平日券6,000円を30回購入した場合の180,000円と比較しても、大きな差がありました。
また、筆者個人としては、4〜5月ごろの会期前半は比較的まわりやすく、後半は混雑がかなり厳しくなったという体感でした。
公式な混雑統計に基づく評価ではなく、平日中心に通った一個人の感想です。
それでも、早い時期から訪問を重ねたことで、結果として全パビリオンをまわりやすくなったと感じました。
通期パスの価値は、入場料を抑えることだけではありません。
「今日は無理に全部見なくてよい」「続きは次回にしよう」と考えられたのも利点でした。
短時間だけ立ち寄る、気になる展示を見直すなど、一日券ではためらいやすい楽しみ方ができたのです。
よくある質問
- 通期パスは何回行けば元が取れた?
-
大人の場合、通常の一日券7,500円との比較では4回分で同額となり、5回目から通期パスが割安でした。
平日券6,000円との比較では5回分で同額、6回目から通期パスが割安という計算です。 - 通期パスは子供も大人と同じ料金だった?
-
同じではありませんでした。
通期パスは大人30,000円、中人17,000円、小人7,000円。
年齢は2025年4月1日時点で区分され、3歳以下は無料でした。 - 通期パスの利用に必要な手続きは?
-
入場には顔認証登録と来場日時予約が必要でした。
顔認証は1つの万博IDにつき1名分だったため、複数人分を登録する場合は人数分の万博IDが必要。
事前に保持できる来場日時予約は最大3回分でした。 - 通期パスと夏パスの違いは?
-
通期パスは閉幕日の10月13日まで利用でき、事前の来場日時予約は最大3回分でした。
夏パスの利用期間は7月19日〜8月31日で、事前予約は最大2回分。
いずれも1回来場するごとに、次の予約が可能になる仕組みでした。 - 3歳以下の子供用チケットはどうなっていた?
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3歳以下は無料でした。
保護者が通期パスを持つ場合、その通期パス1枚で3歳以下無料券を9枚まで保有可能。
夏パスの場合は1枚につき6枚まででした。
まとめ
大人用通期パスは30,000円。
通常の一日券なら4回分、平日券なら5回分と同額で、それぞれ5回目、6回目から通期パスが割安でした。
夏パスの利用開始は7月19日だったため、4〜5月から使える複数回パスとしては、通期パスが事実上ほぼ唯一の選択肢だったといえます。
筆者も、超歌舞伎を見たいと思ったことをきっかけに情報を調べ、ほかのパビリオンへ興味が広がって通期パスを購入。
その後約30回訪れ、全パビリオンをまわりました。
振り返れば、通期パスは何度も入場できるだけでなく、会場を急がず、少しずつ深く楽しむためのパスだったと感じています。

コメント
コメント一覧 (2件)
[…] た。通期パスとワンデーパスの価格比較はこちらの記事で詳しく紹介しています。 […]
[…] 料金の比較や選び方については、大阪万博、通期パス・ワンデーパスはどっちがお得?4〜5月来場なら通期パスが有利だった理由で詳しく振り返っています。 […]