大阪・関西万博に約30回通い、全パビリオンをまわった私。
その道のりを一緒に歩いてくれたのが、公式スタンプパスポートでした。
会場を訪れるたびにスタンプを集め、建築の遅れで当時まだ建っていなかったパビリオンを除き、6月頃にはひとまずコンプリート。
今回は、その過程と、完成済みのパスポートがメルカリで5万円で売られているのを目撃したときの話を振り返ります。
※「まわるにっぽん!」は大阪・関西万博の非公式ガイドサイトです。
最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
大阪万博の公式スタンプパスポートとは?

大阪・関西万博の公式スタンプパスポートは、会場内の各パビリオンやイベントスペースなど、約200か所に設置されたスタンプを集めるための専用冊子です。
スタンプラリーは、会期中の2025年4月13日から10月13日まで毎日実施されました。
価格は1,100円(税込)。
公式オンラインストアと会場内の公式売店で購入でき、ストラップ付きの専用ケースも1,210円(税込)で用意されていました。
パスポートのサイズは縦125mm×横88mmで、表紙と裏表紙を含めて72ページ。
持ち歩きやすい大きさながら、スタンプ欄はゾーンごとに整理され、各ゾーンの地図やパビリオンの写真も掲載されています。
単にスタンプを押すだけではなく、会場をまわる際の小さなガイドブックとしても使える一冊でした。
なお、すべて集めても公式の景品はありません。
公式サイトにも、コンプリート達成に対する景品は用意されていないと明記されています。
それでも空欄が少しずつ埋まっていく感覚には、不思議な達成感がありました。
約30回通い、6月頃にスタンプをコンプリート
私は大阪・関西万博へ約30回足を運び、全パビリオンをまわりました。
公式スタンプパスポートについては、6月頃にコンプリート。
当時は建築の遅れでまだ建っていなかったパビリオンもあったため、そのぶんは対象外としたうえでの達成です。
これだけの頻度で通えたのは、通期パスを使っていたことも大きな理由です。
気軽に来場できたぶん、スタンプを埋める楽しみにも自然と力が入りました。
万博のスタンプラリーは、数か所を気軽にまわるだけでも楽しめます。
ただ、コンプリートを目指すとなると、私の場合は会場での過ごし方そのものが変わりました。
次にどのパビリオンへ向かうか、まだ押していない場所はどこか。
私の場合、気づけばスタンプ欄を埋めることが一日の大きな目的、という日が多くなっていきました。
華やかなパビリオンを巡りながら、手元の小さな冊子にも旅の跡が増えていく。
スタンプを押すたびに、その場所へ行ったときのことを思い出せました。
私にとっては、景品がなくても続けたくなるスタンプラリーでした。

食事よりスタンプラリーを優先した日々
スタンプのコンプリートを優先していたため、食事は後回しになりがちでした。
人気の飲食店は軒並み予約で埋まっていたり、大行列ができていたり。
店に入ってゆっくり食事をするよりも、次の目的地へ向かうことを選ぶ日が多かったように思います。
そんな日は、列に並びながらパンやおにぎりで食事を済ませていました。
万博グルメを楽しみにしている人には少し味気なく見えるかもしれませんが、当時の私にとっては、限られた時間のなかで一つでも多くのスタンプを集めることが優先事項。
私自身、食事の時間さえ惜しいと感じる日が多くなっていきました。
もちろん、これはあくまで私の回り方です。
スタンプを数個だけ押して帰る日があってもいいし、食事や展示を中心に楽しんでもいい。
公式の景品がないからこそ、集め方や目標を自分で決められるのも、このスタンプラリーのおもしろさだったのかもしれません。
メルカリで「5万円」のパスポートを見て驚いた

私が6月頃にスタンプパスポートをコンプリートした時期、メルカリを見ていて驚いたことがあります。
コンプリート済みの公式スタンプパスポートが、5万円で売られているのを見かけたのです。
これは、あくまで私が実際に目撃した一例です。
コンプリート済みパスポート全体の相場や平均価格が5万円だった、という意味ではありません。
それでも、もともと1,100円(税込)の冊子がその金額で出ている光景には、かなり戸惑いました。
そのとき率直に思ったのは、「人が押したスタンプに何の意味があるんだろう」ということ。
私にとってスタンプパスポートは、約30回通って会場を歩き、列に並び、ときにはパンやおにぎりで食事を済ませながら集めた記録です。
完成した冊子だけを手にしても、その過程まではついてきません。
万博では、無料配布品やグッズがメルカリなどのフリマアプリへ出品される事例が相次いだことも報じられました。
報道では、会場限定スタンプを押した紙が2枚500円、8枚2,000円で取引された例も紹介されています。
ただし、これは私が見た5万円のコンプリート済みパスポートとは別の事例です。
自分で歩いて押すことに価値を感じていたからこそ、完成済みの一冊に5万円という値が付いていたことへの驚きと違和感は、今も印象に残っています。
スタンプパスポートを楽しむための小さなコツ
スタンプラリーを始めるなら、まずは無理にコンプリートを目標にせず、訪れたパビリオンの記録として使うのがおすすめです。
スタンプ欄がゾーン別に整理され、地図も載っているため、その日にまわる場所を考える手がかりになります。
会場内で何度も出し入れすることになるので、持ち歩き方も考えておきたいところ。
公式にはストラップ付きの専用ケースが1,210円(税込)で販売されていました。
必要に応じてケースを利用すれば、パスポートを携帯しやすくなります。
そして何より、スタンプを押す行為そのものを楽しむこと。
空欄を埋めるのもおもしろいですが、その一つを押すために歩いた道や、立ち寄ったパビリオンでの体験も含めて、自分だけの記録になります。
少なくとも私にとって、公式スタンプパスポートの価値は、完成品の値段ではなく、そこへ至るまでの時間にありました。
よくある質問(FAQ)
- 大阪万博の公式スタンプパスポートはいくらですか?
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価格は1,100円(税込)です。
ストラップ付きの専用ケースは1,210円(税込)で販売されていました。 - 公式スタンプパスポートはどこで購入できますか?
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公式オンラインストアと、大阪・関西万博の会場内にある公式売店で購入できます。
- 大阪万博のスタンプは何か所にありますか?
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会場内の各パビリオンやイベントスペースなど、約200か所に設置されています。
- スタンプラリーをコンプリートすると景品をもらえますか?
-
公式には、コンプリート達成に対する景品は用意されていません。
- コンプリート済みのスタンプパスポートは5万円が相場ですか?
-
いいえ。
5万円という金額は、私が6月頃にメルカリで目撃した一例です。
一般的な相場や平均額を示すものではありません。
まとめ
大阪・関西万博へ約30回通った私にとって、公式スタンプパスポートは全パビリオンをまわった時間を残す記録になりました。
建築の遅れで当時まだ建っていなかったパビリオンを除き、6月頃にコンプリートできたときの達成感は、景品がなくても十分なものでした。
その頃、完成済みの一冊がメルカリで5万円で売られているのを見たときは、「人が押したスタンプに何の意味があるんだろう」と戸惑いました。
これは私が目撃した一例にすぎませんが、スタンプパスポートの価値について考えるきっかけになりました。
私にとって大切だったのは、完成した冊子そのものより、会場を歩いて一つずつスタンプを押した過程です。
コンプリートだけにこだわらず、訪れた場所の記録として、自分なりのペースで楽しんでみてください。

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