GREEN×EXPO 2027の会場は、最新技術・日本のものづくり・農と食・子どもの自然学習・里山の暮らしをテーマにした5つの「Village」で構成されます。中心となるテーマ館のほか、企業・団体による16の出展(Village出展12+テーマ営業出店4)や、都道府県・企業が庭園を披露する「花・緑出展」も予定されています。
このページでは、2026年9月時点で公式に発表されている範囲で、会場の基本情報、5つのVillage、主要施設、公表済みの出展施設を一覧表つきで紹介します。パビリオンの配置図や来場者向けの正式な会場マップはまだ公開されていないため、その扱いについても後半で整理します。
※「まわるにっぽん!」はGREEN×EXPO 2027の非公式ガイドサイトです。出展内容や会場構成は今後更新されるため、来場前に公式サイトで最新情報をご確認ください。(最終更新:2026年9月)
GREEN×EXPO 2027会場の基本情報
GREEN×EXPO 2027の開催場所は、神奈川県横浜市の旧上瀬谷通信施設です。会場区域は瀬谷区瀬谷町・北町と旭区上川井町にまたがっています。
主な開催概要は次の通りです。
- 会期:2027年3月19日(金)〜9月26日(日)
- 開催日数:192日間
- 開催場所:旧上瀬谷通信施設(神奈川県横浜市)
- 博覧会区域:約80ha
- 周辺エリアを含む全体:約242ha
- 来場見込み数:1,500万人
- 有料来場者見込み:1,000万人以上
- 主催:公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会
- テーマ:「幸せを創る明日の風景」
博覧会クラスは、AIPH(国際園芸家協会)が承認し、BIEも認定する最上位の「A1クラス」です。
テーマを支えるサブテーマには、「自然との調和(Co-adaptation)」「緑や農による共存(Co-existence)」「新産業の創出(Co-creation)」「連携による解決(Co-operation)」の4つが掲げられています。
会期や呼称、大阪・関西万博との違いなどは、横浜万博(GREEN×EXPO 2027)の開催概要まとめでも詳しく紹介しています。

会場を構成する5つのVillage

会場は特徴の異なる5つのVillageで構成されます。各Villageの面積や会場内での配置は、2026年9月時点では公式に発表されていません。ここでは各Villageのテーマを紹介します。
Urban GX Village
グリーン社会の最新テクノロジーを体験できるエリアです。
Craft Village
日本の伝統的なものづくりを紹介するエリアです。
Farm & Food Village
「農」と「食」を通じたウェルビーイングがテーマです。会期中はゾーン内で米や麦などの農作物を実際に栽培し、季節の移り変わりや土地利用、農業のサイクルを目に見える形で伝える展示が計画されています。
Kids Village
子ども向けの自然学習エリアです。遊びを通して自然に触れることに重点が置かれており、子ども連れの来場で要チェックのVillageです。
SATOYAMA Village
里山に受け継がれてきた、自然と人が共存する暮らしを現代につなぐエリアです。Farm & Food Villageと同様にゾーン内で米や麦などを栽培し、季節性や農業サイクルを可視化する展示が予定されています。
会場内の主要施設
GREEN×EXPO 2027では、5つのVillageに加えて複数の主要施設も案内されています。
中心となるテーマ館のコンセプトは「全ての生命は、つながっている。植物を中心に」。植物から学べることを、最新科学とアート&エンターテインメントで表現します。
このほかの主要施設として「園芸文化館」と「日本政府苑」があります。いずれも展示内容の詳細は2026年9月時点では発表されていません。
企業パビリオンとテーマ営業出店
2026年9月時点で公表されている出展施設は、Village出展12件とテーマ営業出店4件の計16件です。まず一覧で確認しましょう。
| 施設名 | 出展者 | 区分 |
|---|---|---|
| とうきゅうグループ館 | 東急グループ | Village出展 |
| KT GROUP Mobi+ | KTグループ | Village出展 |
| NTT EAST館 | NTT東日本 | Village出展 |
| 大林組 モリソラミライ | 大林組 | Village出展 |
| 三菱みんなの未来館 | 三菱グループ | Village出展 |
| KAJIMA TREE | 鹿島建設 | Village出展 |
| エンドレスハートパーク | 大和ハウスグループ | Village出展 |
| やさしくなりたい。STUDIO | 東邦レオ | Village出展 |
| くるくるく | 竹中グループ | Village出展 |
| ひゃくの森 | 住友林業 | Village出展 |
| SOTETSU PARK | 相鉄グループ | Village出展 |
| シミズ 森のまち | 清水建設 | Village出展 |
| 「いただきます」を生むチカラ | JAグループ | テーマ営業出店 |
| HONEY HARMONY GARDEN | 丸兆 | テーマ営業出店 |
| ORAGA VILLAGE 未来のふるさと | 明治グループ | テーマ営業出店 |
| ヤマザキ「明日の明るい食卓」館 | ヤマザキパングループ | テーマ営業出店 |
以下、各施設のテーマを順に紹介します。まずは12件のVillage出展です。
とうきゅうグループ館(東急グループ)
テーマは「GREEN LIFESTYLE 2050」。
自然と都市が融合する新しいライフスタイルを提案し、みんなで未来を創る共創体験を提供します。
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KT GROUP Mobi+(KTグループ)
必要な時に必要な場所へ、「くるまたち」が「エネルギー」を運ぶ姿を表現。
人々を笑顔にする未来を描きます。
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NTT EAST館(NTT東日本株式会社)
「産業・自然・文化」が調和し、幸せがめぐる「Well-beingな社会」を体験型の展示で表現します。
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大林組 モリソラミライ(株式会社大林組)
大林グループが目指す、「地球・社会・人」が調和した世界観を体感できる施設です。
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三菱みんなの未来館(三菱グループ)
自然と人、社会が共生することの大切さを、楽しみながら再確認できる展示を目指します。
みんなで未来に向けて取り組むきっかけを届けます。
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KAJIMA TREE(鹿島建設株式会社)
大阪・関西万博の大屋根リングに使われた木材が、先端技術によって新たな命を吹き込まれ、GREEN×EXPOのシンボルとして生まれ変わります。
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エンドレスハートパーク(大和ハウスグループ)
コンセプトは「We Build Future Living 原点から未来へ」。
風・太陽・水と緑が織りなす、万華鏡のような未来の景色を表現します。
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やさしくなりたい。STUDIO(東邦レオ株式会社)
大阪・関西万博のパナソニックグループパビリオン「ノモの国」をリユースした施設。
「8歳の大人」をテーマに掲げます。
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くるくるく(竹中グループ)
リジェネラティブでウェルビーイングな未来を目指し、「めぐるいのち・めぐるかたち」をテーマに、素材を通じていのちの循環を表現します。
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ひゃくの森(住友林業株式会社)
1691年の創業以来、森や木、植物と歩んできた住友林業ならではの展示や体験を提供します。
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SOTETSU PARK(そうてつぱーく)(相鉄グループ)
子どもたちが自然と親しみ、遊びながら学べるエリアです。
「未来」の象徴となる鉄道車両を中心に、街と人と生きものが共生する未来を表現します。
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シミズ 森のまち(清水建設株式会社)
「見て、触れて、つくる」を通じて、みんなで地球環境について学び合う体験の場。子どもたちが主役となる施設です。大阪・関西万博「大屋根リング」の大径木材を再利用した傘状の木架構が特徴で、2026年7月に起工式が行われました。
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続いて、日本の食や農、自然の恵みを身近に感じられる、4つのテーマ営業出店を紹介します。
「いただきます」を生むチカラ(JAグループ)
国産農産物の魅力を伝え、日本の食と農に触れられる時間を提供します。
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HONEY HARMONY GARDEN(株式会社丸兆)
小さな命のつながりを体感し、自然と食の未来について考えるきっかけを届けます。

ORAGA VILLAGE 未来のふるさと(明治グループ)
自然の恵みを享受して事業を営む明治グループが、その取り組みの原点である里山をテーマに展示を行います。

ヤマザキ「明日の明るい食卓」館(ヤマザキパングループ)
毎日の食卓への安心と、明日やその先の未来の食卓への期待を、展示や体験を通じて伝えます。

出展名称や内容は今後変更される可能性があります。目当ての施設がある場合は、来場前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
花・緑出展(都道府県・企業のガーデン展示)
「花・緑出展」は、国際園芸博覧会の中核となる出展カテゴリーです。企業パビリオンとは別に、都道府県・企業・団体が屋外の庭園や花壇、屋内展示を通して、植物の魅力や地域文化、造園技術などを発信します。
屋外では、沖縄美ら海水族館(一般財団法人 沖縄美ら島財団)が花と緑でジンベエザメやイルカなど海の生き物を表現します。住友林業緑化株式会社は「未来への出航」をテーマに新しい庭のスタイルを発信し、株式会社タカショーは五感で体感する植物空間を展開します。
造園や園芸の技術に注目した展示も多彩です。石勝エクステリア(東急不動産グループ)は造園技術とネイチャーベースドソリューションによる暑熱対策を紹介し、1913年に横浜で創業した株式会社サカタのタネは、タネの不思議や魅力、新品種を展示します。
- 企業・団体:ベルグアース株式会社、一般社団法人日本造園組合連合会、株式会社ハイポネックスジャパン、玉川大学・玉川学園、2027年国際園芸博 東北六県ガーデンプロジェクト、株式会社ハクサンなど
- 自治体:青森県、千葉県、大分県、静岡市、茨城県、奈良県、浜松市、神戸市。地域の自然や文化、産業、緑化の取り組みを庭園で表現
屋内では、公益財団法人日本いけばな芸術協会による諸流合同のいけばな作品や文化史年表、岐阜県による飛騨の合掌造りをモチーフにした茶室空間・花畳・茶庭を展示。一般社団法人JFTD花キューピットの「2027 JAPAN CUP」や、公益社団法人日本フラワーデザイナー協会の「日本フラワーデザイン大賞」作品、体験型イベントも紹介されています。
これらは公式サイトに「出展概要(一例)(2026.3.19更新)」として掲載されているものです。企業・団体名と自治体名は参加申込書に基づくため、今後変更される場合があります。
来場者向けの会場マップはまだ未公開(2026年9月時点)
2026年9月時点では、パビリオンの配置図・ゾーニング図や、来場者向けの正式な会場マップは公開されていません。公表されているのは、5つのVillageと主要施設の構成という大枠までです。約80haの会場でVillageがどの方角に並ぶか、どの順で回ると効率的かは、現時点の情報だけでは判断できません。
正式な会場マップは、開幕が近づく2027年前半に公式サイトや公式アプリ、紙のガイドマップなどで案内される見込みです(提供方法は未発表)。当サイトでは図版そのものは転載せず、公開され次第この記事に反映します。当日の回り方は、最新の公式マップと現地の案内で確認してください。
よくある質問
- GREEN×EXPO 2027の会場はどのくらいの広さですか?
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博覧会区域は約80haで、周辺エリアを含めた全体では約242haとされています。
- 会場はいくつのエリアに分かれていますか?
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会場を構成する主要エリアとして、Urban GX Village、Craft Village、Farm & Food Village、Kids Village、SATOYAMA Villageの5つが発表されています。
- 会場の最寄り駅とシャトルバス乗り場は?
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会場の最寄り駅は相鉄本線の瀬谷駅ですが、駅から会場までの徒歩移動は想定されていません。公式発表の4駅(十日市場駅・瀬谷駅・三ツ境駅・南町田グランベリーパーク駅)からシャトルバス(大人200円・事前予約制)に乗るのが基本です。詳しい交通手段はGREEN×EXPO 2027のアクセス完全ガイドをご覧ください。
- 「横浜万博」とGREEN×EXPO 2027は同じものですか?
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正式略称は「GREEN×EXPO 2027」で、横浜市が発表した公式の通称に「横浜グリーンエクスポ」があります。「横浜万博」は報道やSNSで使われる非公式の俗称です。詳しい呼称の関係は横浜万博(GREEN×EXPO 2027)とは?で解説しています。

まとめ
GREEN×EXPO 2027の会場は約80haの博覧会区域を持ち、5つのVillage(最新技術・伝統的なものづくり・農と食・子どもの自然学習・里山の暮らし)を中心に構成されます。それぞれ異なる角度から人と自然の関係に触れられるのが特徴です。
テーマ館、16の企業・団体出展、都道府県や企業による花・緑出展と、見どころは順次公表されています。一方、各Villageの配置図や来場者向けの正式な会場マップは2026年9月時点では未公開です。来場計画を立てる際は、公開後の公式マップと最新案内をあわせて確認してください。
